家庭から出される廃棄物は基本的には各市町村が収集・処理を行ってきました。 その中でも、家電製品等の大型粗大ゴミは重く、 有用な資源が多く含まれているにもかかわらず、リサイクルが困難で大部分が無駄に埋め立て処分されていました。
その資源を有効利用するとともに少しでもごみの量を減らそうと2001年4月1日より 「家電リサイクル法」が本格実施されました。 家電製品をリサイクルするために、消費者(収集運搬料金とリサイクル料金を負担)、 販売店(電化製品を引取りメーカーへ引渡す義務)、家電メーカー(引取った製品をリサイクルする義務)がそれぞれの役割を担い、 資源の有効利用をするための法律です。
家電リサイクル法で対象となる電気製品は「エアコン」「テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」です。
この4品目は基本的には以前のように粗大ゴミ処理センターに出すことができなくなりました。
このリサイクル法におけるメーカー・販売店・消費者はそれぞれの役割と義務を果たさなければなりません。

リサイクル品目 | リサイクル料金 | 収集運搬料金 | |
---|---|---|---|
ブラウン管テレビ 液晶・プラズマテレビ | 15型以下 | 1,700円~ | 1,800円 |
16型以上 | 2,700円~ | 3,000円 | |
冷蔵庫・冷凍庫 | 内容量170L以下 | 3,600円~ | 2,500円 |
内容量171L以上 | 4,600円~ | 3,800円 | |
洗濯機・衣類乾燥機 | 2槽式 | 2,400円~ | 2,000円 |
全自動 | 2,400円~ | 2,500円 | |
ドラム式 | 2,400円~ | 4,000円 | |
エアコン | 家庭用エアコン | 1,500円~ | 3,200円 |
家庭用中型 | 1,500円~ | 4,000円 | |
家庭用大型 | 15,000円~ | 7,000円 | |
特殊メーカー | 3,490円~ | 4,000円 |
- ※リサイクル料金はメーカーに依って異なります。
- ※個人輸入品・業務用機器は家電リサイクル法の家電品目から除かれます。
- ※収集運搬料金には、消費者宅での機器の取り外し、屋外への搬出の費用は含みません。
- ※2階以上は、収集運搬費の追加が発生します。1階毎に10%増し。
- ※料金は全て税抜き価格となっております。